AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)の面接で聞かれたこと・必要な準備

AWSの面接を受けてきたので聞かれたことをメモしておく。
面接官はおそらく高度な訓練を受けた方で、電話越しだがとても洗練されている印象を受けた。

優秀な人、とはこういう人を指すのだろうと感じた。

ただ、根掘り葉掘り聞かれて準備不足で受けるとボロボロにされるので、覚悟はした方がいいだろう。

面接を受けて確信したが、AWSに入る人は間違いなく優秀だと思う。
ちなみにAWSの選考に通った場合は1300〜1800万は交渉できる、とリクルーターの人は胸を張っていた。

AWSはレベルごとに職階がわかれているので、どのレベルに応募するかによって年収が大きく変わってくる。

『Amazonに転職したい人が読む本』

などを読むとわかりやすいかもしれない。

ご挨拶

AWSの面接はAmazon Chimeを使って行われる。
電話面談と言われた場合はカメラに顔を映す必要はない。

音声の確認、面談相手の確認が行われてから、面接に進む。

自己紹介を3分で

自分の経歴、やってきた業務の内容を3分程度で紹介する。
この3分の自己紹介は適当にやってはいけない。

AWSの面接はとにかく「話した内容を深堀りする」スタイルなので、雑な話をすると細部を突っ込まれて自滅してしまう。

技術的に得意なこと、不得意なこと

「業務」ではなく「技術」で得意なこと、不得意なことが聞かれる。
技術面での自分のキャリアの振り返りをしっかりやっておくといい。

  • 自分はどんな技術を使ってきたのか?
  • 技術でどんな問題を解決してきたのか?
  • 何を苦手にしているのか?
  • 自分の課題は何か?
  • これからどんな技術を身に付けていきたいのか?

など、しっかりと整理しておく必要がある。

こういうのは技術ブログを毎日書くのがいいと思われる。

ただし、SIerの場合は会社では技術を使わないケースが多いので、技術的な話をされると厳しい。

ここで適当に業務の話をすると「技術的なものでお願いします」とツッコミを受けるので気をつけよう。

聞かれたことに答えなければならない。

ここ5年で1番困難だった経験とそれを乗り越えて何を得たか

自分が困難に直面した経験と、どう乗り越えたかを聞かれる。
ここで話す内容についてとことん深堀りされて聞かれる。

  • どんな技術を使ったか
  • どうやって問題を解決したか
  • システムのアーキテクチャのどこに問題があったか
  • アルゴリズムのどこに問題があったか
  • どんなサーバの構成で、どういう風にデータを処理していたのか
  • 困難の原因は何だったのか

など、とにかくとことん、めちゃくちゃに深堀りされる。
これによって何が明らかになったかというと、自分が普段いかに「なんとなく」仕事していたかがわかってしまった。

自分が担当する技術にとことんこだわりを持って、なあなあに動かすのではなく、細部にわたって理解していなければいけないのだ。

そしてあまりにも昔の内容だとけっこう忘れてしまうので、5年といわず半年以内で思い出せるエピソードを話した方がいい。

どんなことを聞かれても論理立てて即答できるように準備しておこう。
あと、普段から適当に仕事をするのはやめよう。

適当に仕事をしている人は全部ふるい落とされる面接だと思う。
とにかく自分の担当するシステムについては内部の仕様まで徹底的にこだわって理解していなければ、AWSの面接は突破できない。

それくらい徹底的に色々と聞かれるので、「自分の担当システムについては何を聞かれても大丈夫」な状態にしておくこと。それがプロフェッショナルなのだろう。

アマゾンの面接を受ける前に、自分が担当していたシステムのソースコード、設計書、インフラのバージョン、フレームワークのバージョンなど全て記憶しておくこと。

どんな細かい部分を聞かれても即答できるようにしなければならない。

プロフェッショナルは、自分の仕事については何を聞かれても即答できるものなのだろう。

技術面接

自信を失うほど技術的な質問を連発される。
これは20分、ひたすら答え続けることになる。

内容は間違いなく「コンピューターサイエンスの基礎」なので、コンピューターサイエンスの基礎本を1冊くまなく読んでおくのがいい。

あと、AWSの資格をたくさん取っておくといいかも。
AWSの勉強自体が面接対策になる。

一問一答で説明することになる。内容は以下のようなもの。
自分が聞かれた内容と、他の人が聞かれた内容(リクルーターから教えてもらった)を一覧にする。

「簡単に内容説明してよ」

と言われて1つでも不安なものがあったら勉強し直そう。

全て0.5秒で回答する必要がある。

  • TCPとUDPの違いについて
  • マイクロサービスにおけるコンテナ活用のメリット
  • DevOpsについて
  • ブルー/グリーンデプロイメントについて
  • Webのステータスコード4XX、5XXの違いについて
  • スティッキーセッションとは
  • データベース遅延に対する対処方法
  • 非機能用件でやる作業
  • 運用設計でやる作業
  • HTTPSをPKIと暗号化という単語を使って説明
  • コンテナの仕組みとどういう場面で有利に機能するか
  • レイテンシとスループットの違い
  • RDBのトランザクションの仕組み
  • RDBのインデックスの仕組み
  • 古典的なWebアプリ開発とSPAの違い
  • 完全仮想化とコンテナの違い
  • RDBとNoSQLの違いについて
  • CI/CDについて知っていること
  • SSLの仕組み
  • DDOS攻撃と対処方法
  • L4ロードバランサとL7ロードバランサの違い
  • ブロックストレージ、オブジェクトストレージ、ファイルストレージの違い
  • ルーティングの仕組み
  • プロセスとスレッドの違い
  • 冪等性とは
  • 式と文の違い
  • OAuthの仕組みとメリット

こんな感じでAWSは昨今採用を拡大しているとはいえ、選考基準は厳しい。
コンピューターサイエンスの基礎を身に付け、普段から仕事に真摯に向き合っていないと突破できないように思える。

SIerで技術から離れている人が突破するのは難しいし、本気で転職したいなら半年〜1年くらいかけて準備するといい。

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