転職活動では企業の採用ページから自分で応募する「自己応募」と転職エージェント経由で応募する「エージェントからの応募」がある。
他にも社員の紹介である「リファラル採用」だったり、知り合いのつてをたどって面接に行き着く場合もある。
GreenやエンジニアHUBに登録していたら企業から「カジュアル面談しませんか?」と聞かれることもあるかもしれない。
普通のSIerの社員の場合は人脈も少ないだろうし、IT勉強会なんかに参加することもないだろうから、基本的には
「自己応募」 or 「エージェント」
の二択になると思われる。
じゃあどっちがいいの?という話だが、実体験から結論が出た。
SIerから初めて転職するなら、とりあえずエージェントを使っとけ。
なぜかというと、理由はシンプルで、エージェント経由の方が書類の通過率が明らかに高いからである。
同じような企業で、同じような職務経歴書を送っても、自己応募だと20〜30%程度の通過率だった。
エージェント経由だと80%以上が書類選考を通過できる。
もちろん、エージェント自身が「いけそうな」案件のみを紹介しているのかもしれないが、企業としても「エージェントが推してくれるなら見てみよう」という気持ちもあるのだと思われる。
ここまで明確に書類通過率に差があるのなら、行きたい企業が見つかったときにはとりあえずエージェントに
「この会社の求人持ってますか?」
と聞くのがいい。
あとはエージェント経由の方がスケジュール調整が楽なのもいい。
利用するエージェントを3〜5人程度に絞り(少なければ少ないほど管理コストは減る)、日程調整などは丸投げしてしまうのがいいと思う。
そこはエージェントも理解してくれていて、別に「丸投げ」しているわけではない。
自分は面接対策だったり、コーディングテスト対策に集中していればいいのだ。
エージェントには当たり外れがある
ただ、エージェントは頼りになるよといっても、当然当たり外れはある。
良い求人を紹介してくれて、そして書類もガンガン通してくれる人もいれば、しょうもない求人ばかり機械的に送りつけてくるエージェントもいる。
こういうのは実際に使ってみないと判断が難しいのだが、基本的に第一印象でイマイチな人だったり、初回の面談で違和感を覚えた人はやめておいた方がいいと思う。
良いエージェントにはどんどん頼っていけばいい。
初めての転職ならなおさらで、エージェントを使うほうが色々と楽になる。
実際私は右も左も分からない状態で転職活動を始めた。
エージェントには最初、不信感もあった。
いきなり電話をかけてきたり、根掘り葉掘り自分のことを聞いてくるし。
しかし、根掘り葉掘り聞いてくれるエージェントが良いエージェントなのだ。
ダメなエージェントはこちらのライフプランや志向を全く聞かず、自分が持ってる求人を押し付けてくる。
ビズリーチのメッセージで
「この会社(有名企業)に興味ありませんか?」
とひっかけて面談を確約させておいて、いざ面談になるとその会社(有名企業)の話は全くせずに、自分が推したい求人の話ばかりしてくる人もいる。
エージェントは当たり外れが激しい。
相性もあるが、駄目な人はとことん駄目なのも転職エージェントの特徴で、駄目な人はさっさと見切りをつけるのも大切だ。
ちなみに色々なエージェントの方に根掘り葉掘り自分のことを話した経験は、実際の面接でも活きた。
なぜ転職するのか?
なぜ今まで転職しなかったのか?
どういう会社を探しているのか?
など、エージェントが知りたい情報は、企業の採用担当者も知りたいのである。
まとめ
- SIerから転職するなら、転職エージェント経由で応募したほうが書類は通過しやすい
- 自己応募をしてもいいが、まずエージェントに「この会社の求人持ってますか?」と聞いた方が有利
- 転職エージェントには当たり外れがあるので、10人くらいと面談して2〜3人に絞るのがいい
- 駄目なエージェントは押し付けがましく、こちらの話を全然聞いてないのですぐにわかる
- 転職エージェントを使いすぎるとスケジュール管理が難しくなるので、やりすぎ注意
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エンジニア転職のリアル
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