SIerの仕事

デジタル庁で民間出身の職員が大量離職した理由

ツイッターでデジタル庁の職員が大量に離職したのが話題になっていた。
仕事は会議ばかりで、根回しの資料であったり報告が多く、スキルが身につかない。
その上給料も高くない。
デジタル庁で偉そうにしているおっさん達はまだ「お上」の意識がある。
自分たちのようなすごい人間と、すごい場所で働けるんだから、光栄だろうと。
民間人を見下しているフシがある。1990年代の価値観である。

日系大企業も同じだが、彼らは仕事などしない。「中の人間」への調整と根回しが主な業務で、責任を取らないことだけに全力を尽くす。
顧客に価値を届けることなんて考えない。だから国民のために良いシステムを作ろうだなんてこれっぽっちも考えない。
責任を取らず、「仕事をした風」な報告をして、できるだけリスクを取らずにのらりくらりと「やった感」を出そうとする。

個々人を見て無能だと決めつけるのはまだ早い。
中にいる人を個人で見ると、そこそこのスペックはあるのだ。
だが、組織の中に入ると、強力な「責任回避のインセンティブ」が働く。
責任を回避して、やったフリをするために持っていた優秀さを全て注ぎ込むのが大企業社員や公務員の特徴なのだ。
文化が悪い。
そしてそんな組織から30代で抜け出さなかった人間は勉強ができても頭が悪いといえる。

デジタル庁やSIerは職歴ロンダリングとしては有効に働く。スキルが身につかないのでずっと勤めるのは高齢になった後のリスクが高い。

だが、ある程度まで年収を上げてから踏み台にするにはちょうどよいだろう。

デジタル庁はわかりやすく批判されたり馬鹿にされているが、日系大企業も同じである。
デジタルを推し進めようとしている大手SIerもデジタル庁と全く同じ。
1日8時間会議して、大量の書類を作っている。



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