35歳のSIer社員が転職活動を始めた話

仕事にやりがいがなかった。
毎日毎日、パートナー企業の進捗を管理して、資料に整理して、報告する。

偉くなった後は、社内のもっと偉い人を納得させて、お金を出してもらうための資料作りの毎日になるのだろう。

「プロジェクトのリスクは」

「進捗の状況は」

「予算はいくらで」

「課題は何があって」

「予定通りに終わります」

みたいな報告資料を徹夜で作って、上長にレビューしてもらう。

私は技術が好きであった。
プログラミングがしたかった。

いつかこの会社でも技術的な何かに携われるかと思っていた。

願望と現実の区別がつかない大馬鹿者であった。

大手SIerでプログラミングはできない。

「単価の高い仕事」をしなければならないからだ。

SIerの世界では、単価の高い仕事は管理であり、お客様との折衝であり、調整である。

その下でたくさんの「単価の低い人達」が動くからだ。

高いお金をもらうには、その下にたくさんの人を動かして、大きなシステムを作り上げなければならない。

上がり続ける給料

なぜ、転職しなかったのか。

給料が高かったからだ。

当たり前すぎることだが、お金は大切だ。

若いときの方がお金が大切だ。

「やりたいことがあるならさっさと転職しろよ!」

とか偉そうに上から目線で説教する阿呆がネット上にはたくさんいる。

現実でもたくさんいるだろう。

こいつらは、他人を偉そうに説教して大いに気持ちよくなっている割に、説教のその先に一切責任を持たない。

我々はお金を稼がなければならないのだ。

永遠に麦やヒエや粟を食って永遠に生きていけるならいいが、現実はそうはいかない。

特に東京だと厳しい。

私はキレイなマンションに住みたいし、多少は良いものを食べたいし、女の子と遊びに行ったときに食事代・ホテル代くらいは出したい。

全部当たり前にお金が必要だ。

仕事が世界の全てではないのだ。
そして世界の全てにはお金がかかる。

だからお金を無視して「好きなことをやればいい」などとほざくやつは、現実が見えていない。

「辞めないんだったら愚痴を言うな」

「辞めないんだったら文句を言うな」

という指摘は正しい。

だがお前に言われる筋合いはない。

プライベートでスキルを磨け

その通りだ。
プライベートで勉強して、Qiitaに投稿して、エンジニアとしての存在感を高め、Hishidamaになればいい。

が、私はどこまでも利己的で自分の利益しか考えていないので、無料で広告だらけのQiitaのために記事を書き、彼らのビジネスを育てることに時間を使いたくなかった。

時間を使うなら自分の利益になることに時間を使いたかった。

だから、スマホアプリを作ったり、ウェブサイトを作ったり、アフィリエイトブログを作ってみたりもした。

全て自分の利益のためであった。

結果として、昔はアフィリエイトが一番お金になったので、アフィリエイトサイトの構築にかなりの時間を取られた。
その分、スキルを磨く時間が減ってしまった。

どうせGoogleのアルゴリズムアップデートで飛ぶのであれば、アフィリエイトに注力などしなければよかったと思いもしたが、過ぎたことは仕方がない。

今、自分ができる限りの全力を尽くすしかない。

35歳、転職活動を始める

というわけで、転職活動を始めた。
嫌な環境からは抜け出せばいい。
もはやこの会社で働く理由などないのだ。

会社の給料はたしかに良い。
福利厚生も良い。

しかし全然幸せではない。
お金はものすごく大切だが、夢がない毎日は金が無いよりも辛いと判断した。
こんな退屈でつまらない毎日を送っているのであれば、生きている意味がないとすら思えた。

新卒の職場はガチャ。
転職もガチャだが、回し続けることはできる。

給料は上がれば嬉しいが、下がっても自分で稼いでいける。
アフィリエイトの経験は僕にそんな自信を与えてくれた。

後は給料をもらう労働を楽しくすればいいのだ。

このブログは35歳の遅咲きの男が転職の過程を綴るブログである。
同じように30代でSIerからの脱出を考えている人に読んでほしい。

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