SESの仕事を楽しめる人の気持ちがわからない

SESとは「System Engineering Service」の略で、技術者を派遣する技術支援サービスを指す。

NTTデータやNECなどに常駐するSEのことだと思っていればいい。

で、このSESという仕事は基本的には楽しくない。

どんな人間でも仕事を楽しむことはできるし、退屈な仕事に楽しみを見出すことはできる。

しかしながら、SESの仕事は以下のような特徴があるため、「人間が楽しいと思える要素」は少ない。

  • テスト結果のExcel貼り付けなど、単調な作業が多い
  • 無駄な会議が多い
  • 技術の進歩の恩恵を受けにくい
  • 無駄な資料作りが多い

やる意味がない仕事、役に立たない業務が大量にあって、やりがいを見出しにくいのだ。

特に「大規模システム開発」と呼ばれる案件では退屈な状況に陥りやすい。

大規模システムの一次請けのSIerが深刻な大企業病を患っていて、上に箇条書きしたような単純作業や不毛な報告業務が大量に発生するからだ。

さて、SESの仕事は基本的に苦行である。

「勝手に苦行ってことにしてしまう変な風習が存在する」のではなく、普通に苦行なのだ。

上の人は何もわかってない。

苦行に変えてしまう有害な同僚や客、風習は存在するのだ。

苦行ってことにしているのではなく、普通の人にとってSESの風習は苦行なのだ。

SESの仕事を苦行と感じない人は、コンビニバイトでも、アマゾン倉庫の荷詰め作業でも楽しめる人に違いない。

どんな仕事にも楽しみを見出すのは人間の才能だ。

しかしながら、向上心を持っていたり、新しい技術に挑戦したい人にとって、SESの仕事は原則退屈で、やりがいがない。

特にSIerに派遣されるSE業務は99%地獄となる。

技術を何も知らない上流工程担当者の言うとおりに作業を進めなければならないからだ。

常駐先がウェブ系だったら大当たり

最近はエンジニアが人手不足なので、ウェブ系企業に派遣されるパターンも増えているという。

様々なウェブ系企業に派遣されて、それぞれの企業の技術を習得していけるのであれば、SESは技術者にとって天国だ。

転職しなくても、色々な企業から良いスキルを盗んでいくことができる。

ウェブ系企業に派遣してくれるSESはたしかに面白い。

だが、SIerに「PG」として派遣される業務は絶対につまらないと断言できる。

絶対に面白くない。

特に金融系 × COBOLの組み合わせは最低最悪で、古臭い考え方しかできないプロジェクトマネージャーに朝から晩まで無理難題を押し付けられて、退屈のあまり会社が嫌になってしまう可能性が非常に高い。

あと金融 × COBOLの大規模プロジェクトは基本的に炎上しているので、プロジェクトの期間中はずっとストレスフルな状態となる。

ソースコードはぐしゃぐしゃで、資料はまとまっておらず、人材は高齢化し、会議で偉そうにするだけしか能がないプロパー社員が跋扈しているからだ。

というわけで、SESで働くなら

「どんな会社に派遣されるのか」

をよくヒアリングするのが大切だ。

ただ、大量の人員を吸い込んでいるのは紛れもなくSIerなので、

SESに就職する=8割くらいの確率でSIerに派遣されてしまう

くらいに思っておいた方がいい。

ハズレのリスクが大きすぎるガチャに巻き込まれないほうがいい、という意味でも、SESには近寄らない方が良い。

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