SIerの仕事

【SIerの長時間労働】仕事が辛いときの対処法は、「耐える価値があるか」を見極めること

「仕事が辛い」という人は多いと思います。
「仕事の辛さ」は大きく2つに分類されます。

  • 精神的に辛い
  • 肉体的に辛い

の2つですね。

精神的に辛いパターンは

  • 人間関係によるもの
  • 仕事内容によるもの

の2つに分けることができます。

肉体的に辛いパターンは

  • 労働時間が長い
  • 労働内容の負荷が高い

の2パターンですね。

まずは漠然とした「仕事が辛い」を分解して、「何が原因で仕事が辛いと感じているのか」を自分自身が理解しましょう。

その上で、その仕事の辛さが「我慢する価値のあるものかどうか」を判断します。

「我慢する価値がある」というのは、「辛い仕事を乗り越えた後に報われるかどうか」がポイントです。

「仕事は辛いが、この辛さを乗り越えても『解放感』しかなく、後に何も残らない」というのは最悪です。

人間誰しも辛い境遇から抜け出した瞬間は解放感で幸せになります。
ここで「報われた」と勘違いしてしまうわけです。

冷静に考えましょう。

  • 「辛い仕事」を通じてどんなスキルが得られたのか
  • 「辛い仕事」を通じて自分の市場価値は上がったのか
  • 「辛い仕事」を通じて報酬に変化はあったのか

これらのどれかに「YES」と言えないならば、辛い仕事に耐える意味はありません。

転職しましょう。

SIerの辛い業務に意味はあるのか?

具体例として、私自身の話をします。

某SIerでは朝8時から22時まで、昼休み無し、休憩無しで14時間働いておりました。
日中の6〜7時間は会議で、その他の時間はチャットのやり取りをしながら周りの人との調整が多く、作業時間は実質3時間ほど。

この時点で「辛みポイント:労働時間が長い」が当てはまります。

当時の上司は計画上の「役割」だけを割り当てて、何ら業務の説明をすることもなく、聞きに行っても「別の人に話をしたのか?」と答えが返ってきません。
その部署の古参であれば「役割」がわかれば仕事内容も見えるでしょうが、異動直後で引き継ぎゼロで「お前の役割はこれだ!仕事内容は…自分で調べろ!」と言われると、なかなかしんどいものがあります。

このような愚痴に近い事実を記事で書くと負け犬の遠吠えみたいな風に見えますが、まぁ、私の辛みポイントとしては

「人間関係がしんどい」

でした。

その上、業務内容はプロジェクトマネージャーが作ったプロジェクト計画を元にして、小さなタスクの計画書を作ることであったり、課題の管理であったり、ベンダーコントロールが主だったので、エンジニアとしてのスキルを伸ばす機会は一切ありませんでした。

辛みポイント「仕事内容が望むキャリアに合わない」ですね。

こうやって辛みポイントを言語化して、「耐える価値があるかどうか」を自身の価値観と照らし合わせましょう。

私の例でいうと、私が

  • この会社で絶対に社長になりたい!出世したい!
  • 尊敬できる上司からPMスキルを盗みたい!
  • ベンダーコントロールの経験を積みまくりたい!
  • 計画書などの書類作りのプロになりたい!

のような夢を持っていたならば、長時間労働だろうと耐える価値があります。

しかし、エンジニアとしてスキルを磨きたいと思っているのであれば、耐える意味はありません。

どんなに年収が高くても、スキルが何も身に付かず、人間関係が不快で、労働時間が長い環境にいたら人間腐ります。

私は年収1200万を捨てて転職しましたが、一ミリも後悔はありません。

毎日が不幸で、憂鬱で、退屈で、ストレスで、嫌な気分になるような仕事に何の価値があるのでしょう。

年収1000万をもらうとサラリーマンとしては「高給」と言われますが、そんなものでは大した贅沢はできません。

歳を取ると、周りからの「いい会社に勤めてるね」みたいなチヤホヤはどうでも良くなります。20代〜30代前半までは価値がありましたが、30代後半からは「いい会社だね」の価値は激減します。

合コンに行かなくなるからです。

「合コンでチヤホヤされ、女の子にモテやすい」というただ一点でのみ、私は年収が高くてクソつまらないSIerで働く意味がありました。

が、合コンに行かないのであれば、ゴミのような連中と、クソみたいな資料作りで毎日を潰す意味はありません。

自分自身の価値観をよく見つめ直してみましょう。

あなたはクソつまらない仕事をしていて幸せですか?
私たちは毎日幸せに生きる権利があります。
明るい未来を見つめる権利があります。

今日、あなたがSIerで14時間働くことが、あなたの明るい未来につながってますか?

つながってないのであれば、マジでさっさと転職したほうがいいです。
人生は短く、若い時間はあっという間に過ぎ去ります。

SIerのくだらない資料作りは転職では全く評価されません。
たまに評価してくれる人はいますが、基本的には無価値です。

「プロジェクトマネジメントの経験」を語ることはできますが、個人的にはSIerでのプロジェクトマネジメントの経験が他社でどれくらい再現性があるのかは不明です。

会社の中でしか通用しないようにも見えます。

「意味ないな」「つまらないな」と思う仕事を我慢する意味はありません。
今すぐに転職活動を始めましょう。



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エンジニア転職のリアル

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